2026.10.15 天草市イルカウォッチング事業者チームによる第17回ビーチクリーンを 実施されました

天草市の海に生息する野生イルカと、その命を育む豊かな海洋環境を守るため、令和8年10月15日(木)、通詞島の海岸において、第17回となるビーチクリーン活動を実施されました。
 
■ 海岸に流れ着く、さまざまなごみ
 
一見すると美しい通詞島の海岸ですが、足元に目を向けると、流木や竹などに混じって、ペットボトル、プラスチック製容器、発泡スチロール、漁具など、さまざまなごみが漂着しています。
 
今回の活動でも、大きなプラスチック製品や容器などの回収をされました。
 
海岸に漂着するごみは、必ずしもその場所で捨てられたものとは限りません。海流によって遠方から運ばれてきたものや、河川を通じて海へ流れ出たもの、不法投棄されたと考えられるものなど、発生する原因はさまざまです。
 
こうしたごみを放置すると、波や風によって再び海へ流れ出し、野生イルカや魚、海鳥などの生きものに影響を与えるおそれがあります。
 
特にプラスチックごみは、細かく砕けることで回収が難しくなるため、海岸に漂着した段階で取り除くことも大切です。
 
 
■ イルカウォッチングが、海を守る活動につながる
 
天草市五和町の通詞島沖合には、野生のミナミハンドウイルカが生息しています。
 
野生イルカと漁業、そして観光が共存してきたこの海の環境を、これからも守り続けていくことが私たちの願いです。
 
天草市イルカウォッチング事業者チーム(※1)では、「イルカと人との共生」という理念のもと、令和6年7月1日から環境に配慮したイルカウォッチングの取り組みをスタートしました。
 
さらに、令和7年4月11日からは、小学生以上の全乗船客を対象に、環境保護費の徴収を開始しています。
 
皆様からお預かりした環境保護費は、今回のようなビーチクリーン活動をはじめ、パトロール船の運航など、野生イルカや海洋環境の保護、乗船客の安心・安全を守るための活動に活用しています。
 
イルカウォッチングを楽しんでいただくことが、天草の海を守る活動につながり、その豊かな海が、また次の世代の人たちに感動を届けてくれると考え、活動しています。
 
※1:「天草市イルカウォッチング事業者チーム」について
天草市五和町でイルカウォッチングを運営する事業者である天草海鮮蔵、イルカクラブ、門口水産、ドルフィンクルーズ、マリンワールド、丸健水産が、天草の海の資源を守り、環境・生業・観光を持続可能にする活動を行うことを目的に設立(令和6年3月)。
 
主な取組み内容は、以下のとおり。
・お客様の安心・安全の確保
・漁師及び関係者の収益機会及び安心・安全の確保
・野生イルカが生息しやすい環境の確保