2026.09.02 天草市イルカウォッチング事業者チームによる第16回ビーチクリーンを実施されました

天草市の海に生息する野生イルカと、その命を育む豊かな海洋環境を守ることを目的に、令和8年9月2日(水)、通詞島の海岸において第16回となるビーチクリーン活動を実施しました。
 
当日は、海岸に漂着した漁具をはじめ、プラスチック製容器、発泡スチロール、空き缶、ペットボトルなど、さまざまなごみを回収しました。
 
海岸に流れ着くごみには、海流によって遠方から運ばれてきたものや、不法投棄されたと考えられるものなどがあり、その発生にはさまざまな要因があります。
 
こうしたごみを海岸に残したままにすると、再び海へ流れ出し、野生イルカをはじめ、魚や海鳥など、海に生きるさまざまな生きものに影響を与える可能性があります。
 
イルカウォッチングという観光を楽しんでいただくことが、天草の海を守る活動へと還元されていく。そんな「観光と環境保全の循環」をつくっていくことも、私たちが大切にしている考え方です。
 
そして、このビーチクリーンは単なる海岸の美化活動ではありません。
 
野生イルカがこれからもこの海で暮らし続けられる環境を守ること。同時に、日々この海と向き合う漁業関係者の皆様が、安全に活動できる環境を守ること。そして、訪れる人にも天草の海の豊かさと、それを守ることの大切さを知っていただくことなど、それぞれが共存できる天草の海を、次の世代へつないでいくために、これからも一つひとつの活動を積み重ねていきます。

天草市イルカウォッチング事業者チーム(※1)では、「イルカと人との共生」という理念に基づき、令和6年7月1日より環境に配慮したイルカウォッチングの取り組みをスタートしました。さらに、令和7年4月11日からは、小学生以上の全乗船客を対象に環境保護費の徴収を開始しています。
 
皆様にご負担いただいたこの環境保護費は、今回のようなビーチクリーン活動やパトロール船の運航など、天草の海に生息する野生イルカや海洋環境の保護、そして乗船客の安心・安全を守るための活動に大切に活用されていきます。

※1:「天草市イルカウォッチング事業者チーム」について
天草市五和町でイルカウォッチングを運営する事業者である天草海鮮蔵 、イルカウォッチング総合案内所(イルカクラブ、ドルフィンクルーズ、マリンワールド)、門口水産、丸健水産が、天草の海の資源を守り、環境・生業・観光を持続可能にする活動を行う
ことを目的に設立(令和6年3月)。主な取組み内容は、以下のとおり。
・お客様の安心・安全の確保
・漁師及び関係者の収益機会及び安心・安全の確保
・野生イルカが生息しやすい環境の確保